■紹介■
<あらすじ>
- 数多の学者や科学者が否定する分野を専門に扱う人材を育成するべく秘密裏に設立された教育機関があった。
- その学園の所在地や授業内容などの秘密は厳重機密となっておりコネやスカウトのみでしか入学できない機関だが、
幼稚園から大学院までの一貫教育が施されていた。
- そんな学園の生徒の二人の姉妹は、ある日、連休を利用した海外旅行に出かけることにした。
- そして、二人は旅行先である生物と遭遇することになる…。
<人物紹介>
鵜菜谷 聡仔(てさたに そたえ) 16歳 血液型A型 9月12日生まれ
- 記ヶ河学園高等部二年。
- 記ヶ河学園には他の学校の科目と同じ一般科目のほかにこの学園にしかない
- 専門の特殊研究科目が複数あり、学院生徒は入学時にそれのうちの一つを選び、
卒業するまでその科目を研究し続けなければならない。
(ただし自分から新しい分野を提言し、それが許可されればその分野の研究をおこなってもいい)。
- 彼女は鵜菜谷 聡仔は霊物理学という他の域覚の生物に干渉するための研究を行っている。
- 一度霊物理学の実験のために無慈悲に他域覚生物(人間が干渉できない生物)を虐め抜いた過去があり、
他域覚生物が一切寄り付かなくなったため、人間でありながら今生最大の結界と呼ばれている。
- 性格は、真面目だが少し受け身であまり自分から何かをしようとはしない。
- おまけに現実的で論理的な性格のくせに非現実を専門に扱うこの学園に入ってしまった境遇を嘆いている。
- 歩孤江とは違い家事は苦手。
鵜菜谷 歩孤江(てさたに ふくな) 19歳 血液型B型 8月6日生まれ
- 記ヶ河学園大学部一年。聡仔の姉。
- 好奇心旺盛でわがままで横暴、なんでもノリで解決しようとする節があり、
研究内容を発表しなければならないのに発表しなかったりと学園内でもかなりの
問題児扱いされているようだ。
- 聡仔と違い家事は得意だが、なぜかコーヒーを入れることができない。
- 彼女の特殊研究科目は、否存在エネルギーの技術転用。
- 研究結果の最たるものとして、
- 否存在エネルギーの転用実験で自らの年をとるエネルギーを消してしまう(エネルギーを否存在にしてしまう)という偉業を成し遂げる。
- 年もとらずそれゆえに老衰することもなく時がとまったように月日が停止する、
まさに老いることなく永遠に生き続けられる、多くのものが理想としている不老不死を実際に体現したため、
学園始まって以来の史上最大の研究成果なのだが…誰にも研究内容を発表していない。
- 不老不死たる彼女だが、全うな寿命を持つ人間に戻ることも可能なのだが…いろいろ都合がいい(老けない)ので
気の済むまで不老不死でいることにしている。
- 現在は否存在エネルギーの技術転用の実証実験のために、大工の仕事を特別に許可されている。
- ただし、あまり働いていない。しかもなぜ大工なのかは謎に包まれている。
ボマニタ ?歳 ?型 紀元前生まれ
- 鵜菜谷姉妹が行くことになる海外旅行先の他域覚生物で偉い生物。仕事の依頼人。自称、永遠の中間管理職。
- 彼女自身は他域覚にも強い干渉を行うことができるくらい大きな域覚の管理機関の中間的な幹部だったりする。
- お互い干渉できない他域覚の生物同士は学園内では干渉(見たり聞いたり話したり)できる。
- そのため学園は他域覚生物からの留学を許可している。
- 実は留学先の記ヶ河学園から音信不通になった妹を健気に探している。
- 基本的にルールや規律をかなり重要視しているが、持ち前のMっけな性格が災いし、
自分より上の者と歩孤江には逆らえなかったりする。
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